長期投資で一番大事なのは何ですか?

資産配分アセットアロケーションasset allocationです。長年の経済学者や金融専門家の研究で、長期投資の成否の7-9割を決めると 言われてます。

いつ買っていつ売るとか、安い時に買って 高く売るに注力しても、効果が薄いのです。GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)でも、一番重視されるのは、資産配分 (アセットアロケーション )です。

投資判断は自己責任でお願いしますが、私のお奨めの資産クラスごとの配分は下記です。

  1. 国内債券型(安全資産)に35%を上限として、配分を決める。多いほど安全率は高まるが、期待リターンは下がる。
  2. 残りを下記のように、資産配分する。
      国内株式型:3
      海外株式型:5
      国内リート型:1
      海外リート型:1
  3. 2年に一度くらいリバランスするか、各資産クラスが20%以上増えたら、随時リバランスする。
    (大概 債券型があまり増えずに、株式型やリート型が増える事になる。増えた資産クラスを売って、あまり増えなかった資産クラスを買い増しする)

そして リーマンショック等で、暴落したしたら リバランスはしません。やると 損失確定になってしまうからです。大概5-7年で回復する事が 多いので、それを待ちます。

1990年代のバブル崩壊やリーマンショック等で、大損して「もう投資運用はこりごりだ!」と言って、全部売って退出した方を何人か知ってます。たぶん 今でも大損したままでしょう。私のように 続けてられた方々は、暴落した時よりも 金融資産は増えてます。

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