保険は損な賭けですか?

そうです、楽天証券の山崎元氏も「決して儲からない賭け」と言っています。ですが幸か不幸か 稀に保険金をもらえる人も いらっしゃるので、判断は自己責任でお願いします。統計確率的には 明確に損です。

山崎元が提言「保険は“決して儲からない賭け”。徹底的見直しを … – エキサイト

保険料の3割以上が、保険会社の儲けや経費 販売代理店の手数料で消えます(営利企業なので当然です)。残りを運用して 保険金や満期払い戻し金等、加入者に還元されるお金になります。なので 当然非常に効率が悪くなります。

必要最小限で期間限定で入るのが鉄則です。保険関係の本を 本屋でちょっと立ち読みされれば、同様の事は どの著者も書いてます(保険会社に利害関係のあるファイナンシャルプランナー(FP)さん以外は)。保険は大概の人が、人生で3本の指に入る非常に大きな買い物です。それを たまたま会社に来ていた保険レディや知人に奨められたからとかで、ろくに比較もせずに安易に入ってませんでしょうか? この大きな買い物を見直して 節約しないと、爪に火をともすような日々の節約を 無意味にします。

資産運用の立場で保険を考えると、パチンコや競輪 競馬をやるようなものです。中には 幸運にも大勝する人(=幸か不幸か、保険対象になった人)がいますが、長期の統計確率的は 必ず損します。( お奨めしませんが 、この3つの中で 一番期待値が高いのは、パチンコです)

既に加入されている方は 下記のような方法で 見直しをお奨めします。

  1. 不要な保険は解約、必要なら掛け捨てにする
  2. 保険料の払い込みを止めて「払い済み」にする(保障内容は縮小)
  3. 特約を外す(その特約がどうしても必要なら、それ単体のに加入)

どうして特約(例えば 生命保険に医療特約をつける)がダメかと言うと、他と比べにくいので ボラれるからです。単体だと ボッたら売れないので、競争原理が働きます。3割どころか5割ボル特約もあります。掛け捨ても(生命保険なら年齢等でほぼ決まる) 競争が激しいので、各社もギリギリまで 利益を削ってます。

保険会社の社員の大半の方が、「掛け捨ての 特約一切なしのシンプルな団体保険」に加入されているのは、有名な話です。掛け捨て以外 特約は損と、明確に知っているからです。また 個人が個別に入るより 団体保険の方が、好条件の場合が大半です。

詳しくは、保険の見直し方を 参照してくださいませ。節約した保険料は 生活費等に使ってしまわないで、必ず積立に回して運用しましょう! 使ってしまうくらいなら、保険に加入したままの方が まだましです(笑)。

個人的には、都道府県民共済がお奨めです。家賃等のバカ高い一等地に本社や支社を持つ必要もなく 広告費も少なく、重役さん等給料の高い人も少ないからです。余談ですが、テレビ等マスコミに バンバン広告を出しているような会社の、商品やサービス等もコスパは悪くなりがちです(顧客の利益にならないお金を、どんどん使っているような会社も同様です)。

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