投資の優先順位

投資判断は自己責任でお願いしますが、理論的・統計確率的に投資の優先順位は、下記のようになります。

  1. 確定拠出年金(イデコ等)と小規模企業共済:ただし老後の為。確定拠出年金は60歳まで 絶対に下せなくなる
  2. NISA(ニーサ)シリーズ
  3. 特定口座源泉徴収ありでの積立

1.は「全額所得控除+運用期間中の利益に課税されない+もらう時も退職金控除枠と公的年金控除枠を使えて、ほとんど課税されないか、税率を低く抑える事」が可能です(退職金控除枠なら、枠を越えた分の1/2に課税。そもそも60歳以降は 収入が下がって所得税率も下がる場合が多い)。

2.は 運用期間中の利益に課税されません。1.は税金をとられる前のお金で投資でき、2.は取られた後のお金でしか投資できません。

全額所得控除ですと、住民税率は大概の方が10%ですので、所得税率+10%の節税効果が 2年と言う短期間で得られます。所得税率が20%だったら 合計30%も2年間で節約できます。(所得税は年末調整で、忘れたら確定申告で戻せます。翌年の住民税は自動的に下がります)

1.と2.を目いっぱいやって、それでもまだ積立できる方は、3.の通常の積み立て(ドルコスト平均法)をやられれば いいと思います。

確定拠出年金やNISA等では、債券型をやると 利回りが超低いので、利益に課税されない利点を、ほぼ捨てる事になります。バランス型も 大概債券型が入っているので、やはり効率を落とします。債券型は 確定拠出年金やNISA等以外でやるのが、合理的です。

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