年金を納めないとどうなるか?

お若い方で、「年金なんて、払った分以下しかもらえない」とか「どうせ破綻して、もらえない」と、国民年金を払おうとしない方が ごく少数ですが、いらっしゃるようです(厚生年金は強制なので、未納の方はいらっしゃらない筈)。ですが、

1.国民年金(厚生年金なら基礎年金部分)は、半額国の補助(税金から支払い)で その分の受給権も失います。
2.通常の年金よりも有利な 障害年金の受給権も失います(過去1年間に未納がない等 受給条件あるが、一生もらえる)。

(過去に未納だった大学生が、在学中に不幸にしてスキー事故で 障碍者になりました。裁判を起こして もらえるように訴えましたが、敗訴しました)

破綻しないように、国も色々な手を打ってますし(厚生年金加入者の拡大やマクロ経済スライド等)、そもそも年金は損得でなく「幸運にも 長生きした時の保険」と、考えるべきだと 私は思います(ちゃんとした金融専門家で、年金が破綻すると言っている人は皆無です。勿論無策で長年放置したら ギリシャのように年金を減らす事になるでしょうが、もし万が一破綻させたら 時の政府は政権を追われると思います)。早く死んだら(遺族に一時金等が出ますが) 幸運にも長生きした人にボランティアできたと思って、私はあの世に行こうと 思ってます(笑)。

死ぬまで 決まった額が貰えます(物価上昇にも ある程度追随=インフレ抵抗性あり)。80-90歳以上になったら、不動産所得等の不労所得のある幸運な人以外は、年金が主な頼りになります。現在60歳の方は 半分くらいの方が、100歳以上生きるそうです。この割合は 毎年増えてます。今のお若い方が 引退する頃には、もっと多くの方が100歳以上 長生きします。

また 払える資力があるのに納めず、保険料の3割以上を引かれて、高コスト運用されて(非常に効率悪い) インフレにも弱い民間の個人年金を積み立てている人も ごく稀にいらっしゃるようですが、私には到底理解できません。半額国の補助の国民年金と比べても かなり損です。さらに営利企業がやる(必ず儲けや経費を引きます)個人年金よりも、全額所得控除(節税効果大きい)で全額運用に回る イデコ等の確定拠出年金の方が、圧倒的に効率が良いです。

貰える総額がある程度決まっている個人年金は、いつかは無くなります。公的年金の国民年金や厚生年金は、決まった額を死ぬまでもらえます

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