確定拠出年金(イデコ iDeCo等)で退職金控除枠の使い方は？

退職金を受け取る時には下記の控除枠が使われます。 確定拠出年金（イデコ　iDeCo等） なら　一時金でもらう場合です。

• 20年以下　40万円ｘ勤続年数
• 20年超　　40万円ｘ20年＋70万円ｘ20年を超えた勤続年数

この金額以内なら税金はかかりませんが、こえると　越えた部分の1/2に課税されます。（＝課税率が半分になるので有利）

また　貰った時点で、その前の下記一定期間内に他の退職金をもらっていると、それも合算されて　控除枠を消費します。

• 確定拠出年金（イデコ等）：14年間
• その他の年金：4年間　（確定給付年金の一時金　中退金　小規模企業共済等）

ですので　最初に確定拠出年金をもらい、5年以上たってから他の退職金をもらったら、退職金控除枠を2回使えます。ただし注意点があります。

• 確定拠出年金の勤続年数＝確定拠出年金加入年数（実際の勤続年数では　ありません）
• 合算年数の1年未満は　切り捨て（確定拠出年金を一時金でもらって、4年と1ヶ月でもらうと　合算されてしまう）